瀬戸内寂聴の名言121選「逃げることも勇気ですよ」

瀬戸内寂聴の名言(1)：老いることに誇りを持ちましょう

瀬戸内寂聴の名言(2)：恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。

瀬戸内寂聴の名言(3)：与えられた限りある時間に、思い残すことなく人をたっぷり愛しておかなければとしみじみ思います。

瀬戸内寂聴の名言(4)：本当に苦しんでいる子どもに、いろんな理屈を言っても駄目。まずは、子どもを抱きしめてやることが大切なんです。

瀬戸内寂聴の名言(5)：別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。

瀬戸内寂聴の名言(6)：物事は変わる、時間は移ります

瀬戸内寂聴の名言(7)：仏教は人に勝とうとする煩悩を信仰で調節せよと教えるのである

瀬戸内寂聴の名言(8)：仏教では人間の胸の奥に無明という闇があって、そこから全ての煩悩が起こると説いている

瀬戸内寂聴の名言(9)：夫婦の間でも、恋人の間でも、親子の間でも、常に心を真向きにして正面から相手をじっと見つめていれば、お互いの不満を口にする前に相手の気持ちがわかるはずです。

瀬戸内寂聴の名言(10)：病気は神さまの与えてくださった休暇だと思って、ありがたく休養するのが一番いい。

瀬戸内寂聴の名言(11)：煩悩の起こる心を自分の理性と智慧で制御していくことが大切

瀬戸内寂聴の名言(12)：年を取るということは、人の言うことを聞かないでいいということだと思います。あとちょっとしか生きないんだからと好きなことをしたらいいんです。周りを気にして人生を狭く生きることはありません。

瀬戸内寂聴の名言(13)：尼さんで食べていくのは難しい、私はお寺では全く儲けていないから、書くことで何とかやっていける

瀬戸内寂聴の名言(14)：独りでいる覚悟を決めている人は、誰かに期待しない分、寂しくないわよ。

瀬戸内寂聴の名言(15)：同床異夢（どうしょういむ）とは、同じ布団で寝ていても同じ夢は見られないことです。愛の情熱は三年位しか続きません。夫婦は苦楽を共にして愛情を持ち続けるのです。

瀬戸内寂聴の名言(16)：逃げることも勇気ですよ

瀬戸内寂聴の名言(17)：長生きして良かったことは、多くの「面白い人たち」に逢えたこと

瀬戸内寂聴の名言(18)：男女の恋の決算書はあくまでフィフティ・フィフティ。

瀬戸内寂聴の名言(19)：男女の間では、憎しみは愛の裏返しです。嫉妬もまた愛のバロメーターです。

瀬戸内寂聴の名言(20)：誰かの犠牲になる義務などない

瀬戸内寂聴の名言(21)：耐え難い苦しみを受けることを「代受苦」といいます

瀬戸内寂聴の名言(22)：相手が今何を求めているか、何に苦しんでいるかを想像することが思いやりです。その思いやりが愛なのです。

瀬戸内寂聴の名言(23)：世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。そんな時はさっさと別れて、自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。

瀬戸内寂聴の名言(24)：世の中は常に変化し、人生には予期せぬことが起こり、そして、人間は必ず死ぬ。こう覚悟しておけば、度胸が据わります。大変な災害に遭おうと、会社をリストラされようと、「ああ、これこそ世の習い」と感じることができれば、慌てふためくことはありません。

瀬戸内寂聴の名言(25)：人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。不幸が続けば不安になり、気が弱くなるのです。でも、そこで運命に負けず勇気を出して、不運や不幸に立ち向かってほしいのです。

瀬戸内寂聴の名言(26)：人生にはいろいろなことがあります。しかし、悲しいことは忘れ、辛いことはじっと耐え忍んでいきましょう。それがこの四苦八苦の世を生きる唯一の方法ではないかと思います。

瀬戸内寂聴の名言(27)：人生とは出会いと縁と別れです。出会ってから別れるまでの間に嬉しいことや悲しいことがあって、それを無事に越えていくことが生きるということなんです。

瀬戸内寂聴の名言(28)：人間は万能の神でも仏でもないのですから、人を完全に理解することもできないし、良かれと思ったことで人を傷つけることもあります。そういう繰り返しの中で、人は何かに許されて生きているのです。

瀬戸内寂聴の名言(29)：人間は生まれた時から一人で生まれ、死ぬ時も一人で死んでゆきます。孤独は人間の本性なのです。だからこそ、人は他の人を求め、愛し、肌であたため合いたいのです。

瀬戸内寂聴の名言(30)：人間は生きている以上、自由であるべきよね

瀬戸内寂聴の名言(31)：人間は今も昔も執着の心に悩まされている

瀬戸内寂聴の名言(32)：人間はみんな死にます。川端康成さんも、三島由紀夫さんも、遠藤周作さんも、つい最近は北杜夫さんも、みんな死んでしまった。私のように９０まで生きてごらんなさい。親しい人間は全部死んだということが、よくわかります。だからもう、私は死ぬことも怖くないし、病気も気にしません。

瀬戸内寂聴の名言(33)：人間はどんな辛い経験からも、心の傷からも立ち直ることができる

瀬戸内寂聴の名言(34)：人間はいつも無いものねだりなのです。そして心はいつも満たされない思いで、ぎしぎし音を立てています。欲望はほどほどに抑えましょう。

瀬戸内寂聴の名言(35)：人間は、息を吐くたびに嘘を吐いて暮らしている存在なのかもしれません

瀬戸内寂聴の名言(36)：人間は、人も自分をも裏切ってしまうもの

瀬戸内寂聴の名言(37)：人間は、元々そんなに賢くありません。勉強して修行して、やっとまともになるのです。

瀬戸内寂聴の名言(38)：人間の無力さに気づいたとき、わたしは出家しました

瀬戸内寂聴の名言(39)：人間の苦しみは、全て自分の心身から発したもの

瀬戸内寂聴の名言(40)：人間に与えられた恩寵に「忘却」がある。これは同時に劫罰でもあるのですが。たとえ恋人が死んでも、七回忌を迎える頃には笑っているはず。忘れなければ生きていけない。

瀬戸内寂聴の名言(41)：人間に生まれることを有難いとか大切だと思う気持ちが、近頃では薄らいでいる

瀬戸内寂聴の名言(42)：人間として生まれると、他の動物にはない誇りが心に生じるのだと思います。学校の成績より、他者の苦しみを思いやれる想像力のある人間こそ素晴らしいのです。

瀬戸内寂聴の名言(43)：人を怨み憎むのも、欲しいものが手に入らないのも、執着というものから起こります

瀬戸内寂聴の名言(44)：人は誰しも自分の心を守る権利があります

瀬戸内寂聴の名言(45)：人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。

瀬戸内寂聴の名言(46)：人は、人を愛していると思い込み、実は自分自身だけしか愛していない場合が多い。

瀬戸内寂聴の名言(47)：人に忘却という能力を与えられたのは、神の恩龍であろうか、業罰であろうか

瀬戸内寂聴の名言(48)：人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗になりますよ。やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです。

瀬戸内寂聴の名言(49)：人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。

瀬戸内寂聴の名言(50)：神仏を祈らなくても、正直な心がそのまま神仏である

瀬戸内寂聴の名言(51)：信じる能力は文明の進化とは逆行する

瀬戸内寂聴の名言(52)：少なくとも一日五回は笑うこと

瀬戸内寂聴の名言(53)：小説を書き続けるのは自分のしてきたことに対する懺悔

瀬戸内寂聴の名言(54)：小説というのは、計算してできるものではありません

瀬戸内寂聴の名言(55)：勝負の世界は好きでは無い。勝敗であまりにもクッキリと選手の運が示されるので、見ていて辛い

瀬戸内寂聴の名言(56)：女性でもね、男性でもね、自分が幸運な時ね、運が向いている時はね、必ず悪口を言われるの。悪口を言われるということはね、悪口を言いたくなるほどね、その人が幸運なのよね。

瀬戸内寂聴の名言(57)：出家とは感傷的な甘い気持ちで衝動的にするものではありません

瀬戸内寂聴の名言(58)：若い人と付き合うことが若さを保つことといわれますが、それは全く常識的なことです

瀬戸内寂聴の名言(59)：自由に生きるとは、心のこだわりをなくすことです。自分の心を見つめて、ひとつでもふたつでも、そこに凝り固まっているこだわりをほぐしていくことが大切です。

瀬戸内寂聴の名言(60)：自分を愛してもらいたいから、相手を愛する、それが渇愛です。自分を忘れて他人に尽くす仏さまの慈悲とは正反対ということです。慈悲はお返しを求めません。

瀬戸内寂聴の名言(61)：自分の命が惜しく大切なように、人の命もその持ち主にとっては大切な宝

瀬戸内寂聴の名言(62)：自分の死ぬ日が分からないというのが、仏の罰か、慈悲か、不問のところが、やはり仏の慈悲なのであろうか

瀬戸内寂聴の名言(63)：自分の愛情をどんどん相手にプレゼントすれば、増えたの減ったので悩むことはありません。

瀬戸内寂聴の名言(64)：自分で老いを自分で感じた時、その年になる

瀬戸内寂聴の名言(65)：自分で選んだことには自分で責任をとれ

瀬戸内寂聴の名言(66)：自分で自分を認めてあげなければ、他人にも認めてもらえません

瀬戸内寂聴の名言(67)：自分が死にたくないように、人も死にたくない

瀬戸内寂聴の名言(68)：自分が幸運な時、運が向いてる時は、必ず悪口を言われる。

瀬戸内寂聴の名言(69)：自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。

瀬戸内寂聴の名言(70)：私は物心ついた時から職人の娘でした。盆暮れしか休みが無いのが当然でしたから、人間は働くものだと思って育ちました。これは無言のしつけだったのでしょう。

瀬戸内寂聴の名言(71)：私は日記が続かない

瀬戸内寂聴の名言(72)：私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです。挫折感の深い人は、その分、愛の深い人になります。

瀬戸内寂聴の名言(73)：私のように長く生きると、さまざまな坂を越えますが、「まさか」の坂もその一つ

瀬戸内寂聴の名言(74)：私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、これが「因」です。起こった結果が「果」です。因果応報というように、必ず結果は来るのです。

瀬戸内寂聴の名言(75)：死者を忘れないということとは、自分の原点を忘れないということ

瀬戸内寂聴の名言(76)：死ぬまで欲望というのはあるんじゃないかしらね

瀬戸内寂聴の名言(77)：死にたくないと、うろたえて泣く人間臭さを、誰に恥ずかしがる必要もありません

瀬戸内寂聴の名言(78)：子どもと目線を同じにして対等に話をしてください。大人は皆、上から物を言い過ぎます。そして、世の中は生きる価値があると感じてもらえるように、大人が努力しましょう。

瀬戸内寂聴の名言(79)：財産が多いと、かえって自分をダメにしてしまう

瀬戸内寂聴の名言(80)：妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。やさしい心で理解されることを望んでいる。

瀬戸内寂聴の名言(81)：今の若い人たちは自分の心を伝える言葉がありません

瀬戸内寂聴の名言(82)：言葉というものには力がある

瀬戸内寂聴の名言(83)：結局、人は孤独。好きな人と同じベッドで寝ていても、同じ夢を見ることはできないんですもの。

瀬戸内寂聴の名言(84)：苦を苦として長く持っていることがさらに苦痛

瀬戸内寂聴の名言(85)：近寄ってくる人の中には私を利用したい人が、たまにいるのよ。私はそれが分かっても利用させてあげているの

瀬戸内寂聴の名言(86)：祈りは答えを求めるものではありません。自分を投げ出し、自分を無にして、生まれたままの自分に戻ること

瀬戸内寂聴の名言(87)：簡単に自分を見限ってはいけません

瀬戸内寂聴の名言(88)：学校の成績なんて気にすることはありません。何か好きなことが一つあって、それを一生懸命できるということが人生の一番の喜びなんです。

瀬戸内寂聴の名言(89)：家族の仲が裂かれる理不尽な戦争や拉致など、非人道的な不幸があって欲しくないと切に祈るばかりである

瀬戸内寂聴の名言(90)：運が来たなと勘が働かなきゃダメ。これは運だなと思ったら逃さない

瀬戸内寂聴の名言(91)：一日一日を大切に過ごしてください。そして、「今日はいい事がある。いい事がやってくる」「今日はやりたい事が最後までできるんだ」この事を思って生活してみてください。

瀬戸内寂聴の名言(92)：暗い気持ちでいれば、不幸や不運が集まってくる

瀬戸内寂聴の名言(93)：悪いことをしたなと思ったら、寝る前に仏様にお詫びをしましょう

瀬戸内寂聴の名言(94)：愛する事は許す事、自分も許されて生きてる事を忘れないで。

瀬戸内寂聴の名言(95)：わだかまりを捨てると、心に風が吹きます

瀬戸内寂聴の名言(96)：やっぱり生きているということは、つまらないことをふっと口にして、それを聞いてもらえる相手がいるということかもしれません

瀬戸内寂聴の名言(97)：もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです。

瀬戸内寂聴の名言(98)：みんなのために良かれと思ってやっていることを、冷たい目で見る人たちがいます。そういう人は、”縁なき衆生（しゅじょう）”と思って放っておきましょう。あなたはあなたで正しいことを、自信を持ってすればいいのです。

瀬戸内寂聴の名言(99)：ボケるというのは、仏様になること

瀬戸内寂聴の名言(100)：どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では『日にち薬（ひにちぐすり）』と呼びます。時間こそが心の傷の妙薬なのです。

瀬戸内寂聴の名言(101)：どんなに好きでも最後は別れるんです。どちらかが先に死にます。人に逢うということは必ず別れるということです。別れるために逢うんです。だから逢った人が大切なのです。

瀬戸内寂聴の名言(102)：とにかく人のことが気になって気になってしょうがない、これが物事にとらわれている心です。そういう心を無くさない限り、心は安らかになりません。

瀬戸内寂聴の名言(103)：どうやら、自分の体は自分のものとはいえないようです

瀬戸内寂聴の名言(104)：チャンスは人の一生に何度も来ない。

瀬戸内寂聴の名言(105)：ただの一度も、一瞬も出家したことを後悔したことはない

瀬戸内寂聴の名言(106)：たくさん経験をしてたくさん苦しんだほうが、死ぬときに、ああよく生きたと思えるでしょう。逃げていたんじゃあ、貧相な人生しか送れませんわね。

瀬戸内寂聴の名言(107)：そういう時（落ち込み時）は楽しいことを一生懸命考える努力をした方がいい。嫌なことが多い世の中に負けてはダメ。

瀬戸内寂聴の名言(108)：すべての宗教の究極は、許すことを学ぶことに尽きるの

瀬戸内寂聴の名言(109)：この正月で数え年なら私は九十九歳である。長く生きたものだと、我ながら呆れている

瀬戸内寂聴の名言(110)：この世は変化するものだと思っていれば、どんな事態に直面しても度胸が据わります。孤独の問題も同じです。お釈迦様は人間は一人で生まれてきて、一人で死んでいくとおっしゃいました。最初から人間は孤独だと思っていれば、たとえひとりぼっちになったとしても、うろたえることはありません。

瀬戸内寂聴の名言(111)：この世の形あるものはすべて滅び、一寸先は闇なのです

瀬戸内寂聴の名言(112)：お返しを期待しない、感謝の言葉も求めない。それが本当の奉仕です。

瀬戸内寂聴の名言(113)：お釈迦様は「この世は苦だ」とおっしゃいました。お釈迦様は国が戦争するのも、自分の国が滅ぼされるのも見ました。人間の嫌なところを見て、自分が可愛がっていた弟子がどんどん死んで孤独を味わいました。それでも、最後の遊行の旅に出られたとき「この世は美しい。人の命は甘美なるものだ」とおっしゃいました。この世に対する全肯定、人に対する全肯定です。お釈迦様がこうおっしゃったのだから、この世は美しく、人の命は甘美なのだと私は信じます。私たちはもっともっと楽観的に生きていい。私はそう思っています。

瀬戸内寂聴の名言(114)：お子さんに「何のために生きるの？」と聞かれたら、「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげてください。

瀬戸内寂聴の名言(115)：いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。すべてに感謝しましょう。

瀬戸内寂聴の名言(116)：いつ来るか分からない死の影に怯えきって暮らすより、取り返しのつかない愛する人との死別にいつまでも悲しみ嘆くより、たった今、自分の生きている今日、この時を精一杯生きるしかないのではないでしょうか

瀬戸内寂聴の名言(117)：いくつになってもおしゃれ心を失わないこと、好奇心を失わないこと、若い人と付き合うこと。これが、若さを保つ秘訣です。

瀬戸内寂聴の名言(118)：あなたはたった一つの尊い命をもってこの世に生まれた、大切な存在です。

瀬戸内寂聴の名言(119)：あなたがもし我が身の安全を願うならば、まず世界の平和を願うべき

瀬戸内寂聴の名言(120)：６０歳ぐらいのころ、ちょっと心臓の存在を感じるようになって、東京で３本指に入るという心臓のお医者さんに診てもらったことがあります。お医者さんが、「講演旅行などとんでもない。年寄りらしく庭で草むしりでもしてなさい」とおっしゃるので、「どうせ心臓が悪くて死ぬのなら、もっと仕事をしてやれ」と思って、仕事を倍に増やしたことがありました。そうしたら、私は死ななかったのに、そのお医者さんが亡くなってしまいました。

瀬戸内寂聴の名言(121)：「念ずれば花開く」という言葉があります。私は何かをするとき、必ずこれは成功するという、いいイメージを思い描くようにしています。